指尾山・慶松平
2017/05/20
指尾山・慶松平
 
2017/05/20(土):市ノ瀬~六万山~指尾山~慶松平往復
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今年はまだ別当出合まで林道が開通していないとのことで、以前から気になっていた白山禅定道を歩いてみることにしました。
まずは市ノ瀬の駐車場からいつも気になっていた存在感ある六万山へ向かいます。急登の梯子坂を登っていると、ブナの新緑の中でクロモジも若葉とともに可愛らしいお花を付けています。 稜線に出ると立派なヒノキの大木が立っていました。六万山から指尾山にかけてはヒノキの大木が多いとのことで、この大木たちとの出会いもまたとても楽しみにしてきました。 朝の光が降り注ぎ、思いがけず明るい稜線。樹間からは時折、別山方面が望めます。 足元にはイワウチワの群生、そしていま真っ盛りのコブシのお花もあちこちで見られ、これまで大きな白い花弁ぱかりが目に付いていましたが、お花の中を覗き込んでみると驚くほど鮮やかな色彩で綺麗でした。

残念ながら展望のない六万山を過ぎると登山道上に残雪があらわれ始めました。この場所でこれだけの残雪を見ると、指尾山から慶松平(けいまつだいら)にかけての岩場のヤセ尾根の状況が気になります。 慶松平まで無事にたどり着くことできるでしょうか..?
指尾山にかけての登山道は大岩とヒノキの巨木が頻繁にあらわれるようになりました。葉を見てみるとクロベのような針葉樹もありましたが、大部分がヒノキ。大岩に根が絡んでいる大木もあります。 指尾山あたりまで来ると稜線は少しずつ痩せてきますが、これほどの狭い尾根にこれほど多くの巨木が生きていられることが不思議に感じると同時に、大変な生命力を感じました。

指尾山山頂からの展望は最高でした。ようやく白山側の展望も開け、白山釈迦岳も望むことができました。少し進むと別山も。近距離で白山と別山が眺められる素晴らしい展望台でした。 指尾山からは少し下り、登りが始まると再び岩場の登山道になり、白山を開山した泰澄大師が剃髪されたという剃刀巌(かみそりいわや)に出ました。確かに人間が潜り込めそうな大きな岩が多くありました。 さらに稜線は痩せてきて急なハシゴの連続になりましたが、ちょうど剃刀巌を過ぎるとルート上にはまったく雪がなくなり助かりました。険しい道ですが足元がしっかりしていることと、常に素晴らしい展望を望めるので怖さは感じずに済みました。 ただ下界でも30度ほどまで気温が上がったようで、そろそろお昼近くになり気温がぐんぐんと上昇し、岩登りに疲れてきた頃、ようやくなだらかな平坦地、慶松平に出ました。

慶松平は全面がまだ深い雪に覆われていました。楽しみにしていたブナの芽吹きはまだ一部の樹が始まったばかり。ブナとダケカンバと針葉樹が混生していましたが、ダケカンバはまだまったく芽吹いていませんでした。 雪の上をお散歩して展望の良さそうなところを探すと、この後続く観光新道からの白山と白山釈迦岳を一望できるポイントを発見。 あまりの素晴らしい雪原にどこまでも歩いてみたい衝動に駆られましたが、時間がないのでお昼ご飯にします。
帰りは指尾山まで戻ってきて、のんびりと休憩しました。ブナの若葉が美しく、のんびりとマクロレンズで撮影しながら癒されました。 下山中も西日が当たる向きの尾根なので、明るい樹林帯の中を気持ちよく下りて来ることができました。

● 写真(38) ●
  • クロモジが若葉とともに可愛らしいお花を付けています。
  • クロモジが若葉とともに可愛らしいお花を付けています。
  • 稜線に出ると立派なヒノキの大木が立っていました。
  • 稜線に出ると立派なヒノキの大木が立っていました。
  • いま真っ盛りのコブシのお花もあちこちで見られます。
  • いま真っ盛りのコブシのお花もあちこちで見られます。
  • これまで大きな白い花弁ぱかりが目に付いていましたが、お花の中を覗き込んでみると驚くほど鮮やかな色彩で綺麗でした。
  • これまで大きな白い花弁ぱかりが目に付いていましたが、お花の中を覗き込んでみると驚くほど鮮やかな色彩で綺麗でした。
  • 大きな岩と岩の間に付けられた登山道。
  • 大きな岩と岩の間に付けられた登山道。
  • 大岩の間を通り振り返ると、岩に張り付いた樹木の根が印象的でした。
  • 大岩の間を通り振り返ると、岩に張り付いた樹木の根が印象的でした。
  • ヒノキについた綺麗な苔。
  • ヒノキについた綺麗な苔。
  • 大きな岩に根が絡んでいる大木もありました。
  • 大きな岩に根が絡んでいる大木もありました。
  • これほどの狭い尾根にこれほど多くの巨木が生きていられることが不思議に感じると同時に、大変な生命力を感じました。
  • これほどの狭い尾根にこれほど多くの巨木が生きていられることが不思議に感じると同時に、大変な生命力を感じました。
  • 六万山を過ぎると登山道上に残雪があらわれ始めました。慶松平まで無事にたどり着くことできるでしょうか..?
  • 六万山を過ぎると登山道上に残雪があらわれ始めました。慶松平まで無事にたどり着くことできるでしょうか..?
  • 指尾山山頂からの展望は最高でした。ようやく白山側の展望も開け、白山釈迦岳も望むことができました。
  • 指尾山山頂からの展望は最高でした。ようやく白山側の展望も開け、白山釈迦岳も望むことができました。
  • 少し進むと別山も。近距離で白山と別山が眺められる素晴らしい展望台でした。
  • 少し進むと別山も。近距離で白山と別山が眺められる素晴らしい展望台でした。
  • さらに少し進むと、湯の谷側の断崖と白山、白山釈迦岳が一望できました。
  • さらに少し進むと、湯の谷側の断崖と白山、白山釈迦岳が一望できました。
  • 白山を開山した泰澄大師が剃髪されたという剃刀巌(かみそりいわや)に出ました。
  • 白山を開山した泰澄大師が剃髪されたという剃刀巌(かみそりいわや)に出ました。
  • 険しい道ですが足元がしっかりしていることと、常に素晴らしい展望を望めるので怖さは感じずに済みました。
  • 険しい道ですが足元がしっかりしていることと、常に素晴らしい展望を望めるので怖さは感じずに済みました。
  • 振り返ると、赤兎山から大長山にかけての稜線。
  • 振り返ると、赤兎山から大長山にかけての稜線。
  • 足元は断崖。チブリ尾根と柳谷。新緑が綺麗です。
  • 足元は断崖。チブリ尾根と柳谷。新緑が綺麗です。
  • 残念ながら枯れてしまっていましたが、巨木と大岩。
  • 残念ながら枯れてしまっていましたが、巨木と大岩。
  • 慶松平に着き、まず最初に目に留まった樹形の美しいブナ。少しだけ芽吹きが始まっています。
  • 慶松平に着き、まず最初に目に留まった樹形の美しいブナ。少しだけ芽吹きが始まっています。
  • 慶松平は全面が雪。白山の展望の良さそうなところを探しにお散歩に出かけます。
  • 慶松平は全面が雪。白山の展望の良さそうなところを探しにお散歩に出かけます。
  • 一段下りて、先ほどの樹形が綺麗なブナを見上げます。
  • 一段下りて、先ほどの樹形が綺麗なブナを見上げます。
  • 縦構図で眩しい太陽を入れてもう1枚。
  • 縦構図で眩しい太陽を入れてもう1枚。
  • 樹形の綺麗なダケカンバを発見。まだ芽吹きが始まっていません。
  • 樹形の綺麗なダケカンバを発見。まだ芽吹きが始まっていません。
  • この辺りは樹形の綺麗な樹が多く、つい何枚もシャッターを切ってしまいます。
  • この辺りは樹形の綺麗な樹が多く、つい何枚もシャッターを切ってしまいます。
  • ブナと針葉樹とダケカンバ。
  • ブナと針葉樹とダケカンバ。
  • 残雪の上に落ちたブナの鱗片?
  • 残雪の上に落ちたブナの鱗片?
  • この後続く観光新道からの白山と白山釈迦岳を一望できるポイントを発見しました。
  • この後続く観光新道からの白山と白山釈迦岳を一望できるポイントを発見しました。
  • あまりの素晴らしい雪原にどこまでも歩いてみたい衝動に駆られました。
  • あまりの素晴らしい雪原にどこまでも歩いてみたい衝動に駆られました。
  • 白山釈迦岳とブナ。
  • 白山釈迦岳とブナ。
  • ダケカンバと針葉樹。
  • ダケカンバと針葉樹。
  • 慶松平はちょうど芽吹きが始まったところなので、樹によって差があり見応えがありました。
  • 慶松平はちょうど芽吹きが始まったところなので、樹によって差があり見応えがありました。
  • 帰りの指尾山でのんびりとマクロレンズを持ってブナの若葉を撮影します。
  • 帰りの指尾山でのんびりとマクロレンズを持ってブナの若葉を撮影します。
  • 若葉には軟毛があります。後に無くなってしまいます。
  • 若葉には軟毛があります。後に無くなってしまいます。
  • この鮮やかな色も今だけのもの。
  • この鮮やかな色も今だけのもの。
  • ブナの幹から覗き込むような視点で撮ってみました。
  • ブナの幹から覗き込むような視点で撮ってみました。
  • 最後にアップでもう1枚。心から癒されるひととき。
  • 最後にアップでもう1枚。心から癒されるひととき。
  • 梯子坂付近のブナの森は、もう既に深い緑になりかけていました。
  • 梯子坂付近のブナの森は、もう既に深い緑になりかけていました。
  • 登山口付近の大岩にもひとつの世界ができていました。
  • 登山口付近の大岩にもひとつの世界ができていました。