位山・川上岳
2016/12/03
位山・川上岳
 
2016/12/03(土):晴れ:モンデウス位山スキー場~位山~川上岳往復
*

冠雪した北アルプスを眺めたいと思い、飛騨の位山へ。その先の天空遊歩道と呼ばれる気持ちの良さそうな縦走路も気になります。 川上(かおれ)岳へも行けたらと思いますが、モンデウス位山スキー場から川上岳往復と考えるとかなりのロングルートになります。しかも一年で最も日の短いこの季節、日の出30分前の空が少し明るくなる時間帯に出発することにしました。

まだ高山市の街中を走行中なのに、すでに気温はマイナス2度まで下がっていました。放射冷却でかなり冷え込みました。さすが晴天の高山の早朝、朝靄が出ています。 モンデウススキー場はさらに300m標高が高いのでマイナス4度ほどでしょうか? 少しずつ明るくなる空を眺めながら、まずはモンデウススキー場を登ります。もしかすると太陽を見ることができるかもと思うと焦る想い。
運良くちょうど視界が開けた場所に出ました。振り返ると、槍穂高、立山剱、笠ヶ岳、黒部五郎岳や水晶岳、乗鞍岳、そして御嶽山まで北アルプスの北部から南部の山々が一度に視界の中に収まり素晴らしい眺めでした。 しかも予想通り、先程の朝靄が雲海となり飛騨市を覆い隠しています。ただ久しぶりの凍て付く厳しい寒さ。手が痛くて感覚がなくなる中、カメラを構えました。北アルプスの山々は完全に真冬の装いです。 美しい山々を眺めていると少しずつ空が明るくなり、そして御嶽山から素晴らしいご来光を望むことができました。

スキー場を過ぎてしばらくの樹林帯で、早くも登山道には雪があらわれました。ただルートはやさしく歩きやすく、とても綺麗に整備されているのでアイゼンは必要ありません。 所々ぬかるみに残った水が凍り、綺麗な氷模様ができていました。マクロレンズを出してのんびりと撮影したい気持ちを抑え、急ぎ足で山頂へ。山頂からの展望は、樹間から乗鞍と御嶽山、そして展望台からは白山から別山、三ノ峰を望むことができました。 位山の展望台に立つひと際美しい樹形のダケカンバが印象に残ります。位山で10時まで休憩した後、川上岳へ向かいます。
さすが天空遊歩道と呼ばれるだけあって、時折あらわれる北アルプスの山々を眺めながら歩くことができるのですが、想像以上にアップダウンが多く、距離が長い。途中、川上岳を望むことができるポイントではあまりにも遠く感じます。 写真をほとんど撮らずにただただ歩を進めているのですが、ようやくあらわれた標識に「川上岳まであと5km」の表示に戸惑います。ようやく大イチイ分岐までたどり着き、最後の登りを終えて山頂に着いたのは12時半でした。

川上岳山頂では、北アルプスの山々と白山連峰をすべて眺めることのできる素晴らしい展望台でした。山頂では地元の方々と出会いお話を伺うと、どうやらダナ平林道は冬季閉鎖に入ったようです。 このルートを歩くには、ダナ平林道を使うと近くなり便利そうですが、半分がダート道ということと11月末で閉鎖されるようです。 お話しているといつの間にか午後1時半。帰りのルートの長さを考えるとふたたび急ぎ足で戻ります。
何とか位山まで戻ってくると16時過ぎ、ちょうど夕陽の時間でした。 夕陽の写真を撮らないまま下りることはあり得ないので、しばらく写真を撮りながら休憩後、ヘッドランプを準備して山頂を後にします。樹間から高山市内の明かりが見え始めるともうスキー場はすぐ近く。 ただ傾斜のきついスキー場を下るのが一番、疲労のたまった足に堪えて辛かったように感じます。 この次は、今度は厳冬期に霧氷と北アルプスの眺めを楽しんでみたいと感じました。

● 写真(25) ●
  • モンデウススキー場にて。北アルプスの全貌を眺めることができました。
  • モンデウススキー場にて。北アルプスの全貌を眺めることができました。
  • 笠ヶ岳から焼岳まで。
  • 笠ヶ岳から焼岳まで。
  • 乗鞍をアップで。
  • 乗鞍をアップで。
  • 山々に朝の光が回り始めました。
  • 山々に朝の光が回り始めました。
  • ご来光は、御嶽山から昇ってくるようです。噴煙も赤く染まります。
  • ご来光は、御嶽山から昇ってくるようです。噴煙も赤く染まります。
  • 素晴らしいご来光を見ることができました。太陽の光が眩しく、凍て付いた体にホッとするあたたかさ。
  • 素晴らしいご来光を見ることができました。太陽の光が眩しく、凍て付いた体にホッとするあたたかさ。
  • 大日岳から剱岳、立山、薬師岳、北ノ俣岳、黒部五郎岳。
  • 大日岳から剱岳、立山、薬師岳、北ノ俣岳、黒部五郎岳。
  • 雲海上の光と影。
  • 雲海上の光と影。
  • 最後に乗鞍。最高に素晴らしい朝の光景を見ることができました。
  • 最後に乗鞍。最高に素晴らしい朝の光景を見ることができました。
  • スキー場を過ぎると樹林帯に入ります。登山道には雪があらわれ始めました。
  • スキー場を過ぎると樹林帯に入ります。登山道には雪があらわれ始めました。
  • 所々ぬかるみに残った水が凍り、綺麗な氷模様ができていました。
  • 所々ぬかるみに残った水が凍り、綺麗な氷模様ができていました。
  • 位山山頂では、樹間から乗鞍岳。
  • 位山山頂では、樹間から乗鞍岳。
  • 展望台からは白山から別山、三ノ峰を望むことができました。
  • 展望台からは白山から別山、三ノ峰を望むことができました。
  • 縦構図でもう1枚。ひと際美しい樹形のダケカンバが印象に残ります。
  • 縦構図でもう1枚。ひと際美しい樹形のダケカンバが印象に残ります。
  • 川上岳へと続く天空遊歩道。
  • 川上岳へと続く天空遊歩道。
  • ただ想像以上に距離が長く、アップダウンがあり、川上岳までとても遠く感じました。
  • ただ想像以上に距離が長く、アップダウンがあり、川上岳までとても遠く感じました。
  • でも綺麗な青空と美しいブナたちに癒されます。
  • でも綺麗な青空と美しいブナたちに癒されます。
  • 光の具合によって、霧氷のように輝く樹々。
  • 光の具合によって、霧氷のように輝く樹々。
  • ようやく川上岳に到着すると、白山が随分と近くなったように感じました。
  • ようやく川上岳に到着すると、白山が随分と近くなったように感じました。
  • 乗鞍岳。
  • 乗鞍岳。
  • 槍穂高、笠ヶ岳。手前は位山。
  • 槍穂高、笠ヶ岳。手前は位山。
  • 立山、剱から水晶岳。
  • 立山、剱から水晶岳。
  • ふたたび急ぎ足で戻ります。位山に着くまで撮ったのはこの1枚だけ。
  • ふたたび急ぎ足で戻ります。位山に着くまで撮ったのはこの1枚だけ。
  • 位山に戻って来ると、ちょうど夕陽の時間。
  • 位山に戻って来ると、ちょうど夕陽の時間。
  • 休憩しながら美しい夕陽を撮った後、下山しました。
  • 休憩しながら美しい夕陽を撮った後、下山しました。