赤兎山・大長山
2016/09/29~2016/10/01
赤兎山・大長山
 
2016/09/29(木):雨のち曇り:小原~小原峠~大舟山分岐~赤兎山~赤兎山避難小屋(泊)
2016/09/30(金):晴れのち曇り:赤兎山~大長山~赤兎山避難小屋(泊)
2016/10/01(土):曇り:赤兎山~大舟山分岐~小原峠~小原
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● 2016/09/29 ●

今年は異常なほど雨の多い9月となり、このお休みもまたすっかり遠出を諦めて身近なお山に決めました。いつかは紅葉の時期にと思っていた赤兎山と大長山へのんびりと楽しむことにします。 雨がちのお天気ですが、運が良ければ星空や白山山系の展望が楽しみ。雨が降っても色付きかけた湿原が美しそうです。

午後から晴れの予報に期待して小原集落にはのんびりとお昼前に到着。ゲートにて協力金を支払います。登山口には広い駐車場がありました。でも人気のあるお山なので、最盛期の週末はこの駐車場でも溢れるほどの人たちで賑わうそうです。 駐車場に着くと間もなく小雨になり、そして雨が止みました。登り始めると雲間から光が射し、天候回復の兆しです。赤兎山山頂ではまだ上空に厚い雲が覆っていたため、荷物を置きに避難小屋へ。 湿原地帯ということと、降雨直後なのでぬかるみが気になる箇所が多いですが、綺麗に木道が整備され、そしてこの日も作業されている方々に出会いました。 聞くところによると、この辺りの作業を始めて2週間ほどになるけれど、晴れの日は1、2日だけでそれ以外は連日雨のようです。 避難小屋に泊まられるのかな?と思ったのですが、毎日4時間の作業のために、往復4時間掛けて登って来られるそうです。大変お疲れさまです..。綺麗に整備されたばかりの木道を快適に歩かせていただき、ただただ感謝の気持ちです。

今年の紅葉はやはり残念ながらどの山域も色付く前に葉が枯れてしまっているようですが、湿原では一部鮮やかな色を見ることができました。 小屋に荷物を置き再び赤兎山の頂きに立つと、白山が雲間から姿をあらわしました。残念ながら夕陽を見ることはできませんでしたが、登山口を出発してから一度も雨に降られることもなく一日を過ごせただけでも運が良かったと思います。 翌日のお天気に期待します。

● 2016/09/30 ●

ご来光の1時間前に小屋裏の展望台に立つと、雲ひとつない快晴。満天の星空でした。10分間ほど開き星空撮影。ただ早朝は放射冷却で冷え込み、すべての防寒具を身に着けても体が震えるほど。 しかも標高の高い稜線から上がる太陽を待つためご来光の時間より30分も遅れて、ようやく太陽の光を目にすることができました。 冷え切ったからだに届くご来光の光がとても有り難く感じます。そして、連日雨だったこともあり輝く光と真っ青の青空が眩しい! お天気の良い間にと思い、急いで準備して大長山へ。 歩いていると今度は気温がぐんぐん上がり暑くなる中、やさしい赤兎山と比べて大長山へのルートは想像していた以上に長く、そして山頂直下には険しい急登もありましたが、頂きからの白山から別山、三ノ峰へと続く素晴らしい眺めには度肝を抜きました。 これほど美しく眺められる展望台があったなんて。いつも観光新道やチブリ尾根を登りながら振り返ると、赤兎山から大長山にかけての稜線がとても美しいことを思い出します。

お天気もいいので頂きでマクロレンズも出してのんびりとした時を過ごしました。でも徐々にまた雲行きが気になり出しました。 雨に遭いたくないので下山します。下山しながら雲の様子はますます悪い方向に、そして風も変わりました。早くも天候悪化へと向かっています。 急ぎ足で小原峠まで下りてくると、あとはもうそれほど時間はかからないのでブナ林でしばらくのんびり。小屋に戻り、まだしばらく持ちそうだったのでふたたび赤兎山へ行ってみましたが、やはり太陽はもう姿を隠したまま。 そして夜になると激しい雨が降り続きました。

● 2016/10/01 ●

ご来光は諦めのんびりとした朝を過ごしていると次第に小雨になりました。小屋周辺の湿原でまたマクロレンズで楽しみます。この2日で色付きが進んだように感じます。湿原周辺の秋色、そして雨に打たれた樹々や植物たちに付いた雫がとても綺麗。 晴れ間に下山してしまうつもりで早々に小屋を後にしましたが、このお天気でもさすが秋の週末の赤兎山。多くの方々が登って来られました。小原峠あたりの少しだけ色付きかけたブナたちをあらためてのんびりと眺めながら下山しました。

● 写真(21) ●
  • 夕方赤兎山の頂きに立つと、白山が雲間から姿をあらわしました。
  • 夕方赤兎山の頂きに立つと、白山が雲間から姿をあらわしました。
  • 雲ひとつない快晴。満天の星空でした。南竜山荘や山頂を目指す人たちの光。
  • 雲ひとつない快晴。満天の星空でした。南竜山荘や山頂を目指す人たちの光。
  • 放射冷却で激しく冷え込む中、ご来光を待ちます。雲が赤く染まり始めました。
  • 放射冷却で激しく冷え込む中、ご来光を待ちます。雲が赤く染まり始めました。
  • 標高の高い稜線から上がる太陽を待つためご来光の時間より30分も遅れて、ようやく太陽の光を目にすることができました。
  • 標高の高い稜線から上がる太陽を待つためご来光の時間より30分も遅れて、ようやく太陽の光を目にすることができました。
  • 赤兎山から少し下った場所にある池。光を受けて輝きます。
  • 赤兎山から少し下った場所にある池。光を受けて輝きます。
  • 大長山のあまりの素晴らしい展望に度肝を抜きました。白山から別山。
  • 大長山のあまりの素晴らしい展望に度肝を抜きました。白山から別山。
  • これほど美しく眺められる展望台があったなんて。美しい雲が稜線を引き立たせます。
  • これほど美しく眺められる展望台があったなんて。美しい雲が稜線を引き立たせます。
  • マクロレンズを出してのんびりとした時を過ごしました。ナナカマドの真っ赤な実。
  • マクロレンズを出してのんびりとした時を過ごしました。ナナカマドの真っ赤な実。
  • 綺麗な秋色に色付いた葉を見つけました。
  • 綺麗な秋色に色付いた葉を見つけました。
  • 輝く葉、輝く光。
  • 輝く葉、輝く光。
  • 可愛らしいニッコウキスゲの実。
  • 可愛らしいニッコウキスゲの実。
  • 雲行きが変わったので下山、赤兎山まで戻ってきました。経ヶ岳と夕方の光。
  • 雲行きが変わったので下山、赤兎山まで戻ってきました。経ヶ岳と夕方の光。
  • 赤兎平にある赤池の美しい池塘。
  • 赤兎平にある赤池の美しい池塘。
  • 雨に打たれたナナカマドに付いた雫。
  • 雨に打たれたナナカマドに付いた雫。
  • 湿原の植物たちに付いた雫。
  • 湿原の植物たちに付いた雫。
  • 美しい宝石たちに魅せられます。
  • 美しい宝石たちに魅せられます。
  • しっとりと濡れて風情あるミネカエデ。
  • しっとりと濡れて風情あるミネカエデ。
  • 雨の日は、晴れの日と異なりやさしい色や光を楽しむことができます。
  • 雨の日は、晴れの日と異なりやさしい色や光を楽しむことができます。
  • 秋に葉が枯れてしまうのは残念ですが、それもまた自然の流れ。その代わり鮮やかな色の実が際立ちます。
  • 秋に葉が枯れてしまうのは残念ですが、それもまた自然の流れ。その代わり鮮やかな色の実が際立ちます。
  • 下山前に小屋裏の展望台に向かうと、ほんのひとときだけあらわれた白山。
  • 下山前に小屋裏の展望台に向かうと、ほんのひとときだけあらわれた白山。
  • 小原峠の色付きかけたブナたちに癒されながら下山しました。
  • 小原峠の色付きかけたブナたちに癒されながら下山しました。