白馬岳
2014/07/06~2014/07/13
白馬岳
 
2014/07/06(日):曇り時々晴れ:栂池~白馬大池(テン泊)
2014/07/07(月):大雨&強風:白馬大池~小蓮華山~白馬岳~頂上宿舎(テン泊断念→小屋泊)
2014/07/08(火):晴れ&強風のち曇りから雨&強風:頂上宿舎~白馬岳~三国境~白馬岳~頂上宿舎(小屋泊)
2014/07/09(水):雨時々曇り&強風:頂上宿舎~白馬岳~頂上宿舎~丸山~頂上宿舎(小屋泊)
2014/07/10(木):雨時々曇り&強風:頂上宿舎(小屋泊)
2014/07/11(金):雨時々曇り&強風、夕方晴れ&強風:頂上宿舎~白馬岳~頂上宿舎(小屋泊)
2014/07/12(土):晴れ:頂上宿舎~白馬岳~小蓮華山~白馬大池(テン泊)
2014/07/13(日):朝のうち曇り、そして大雨:白馬大池~栂池
*

しばらく長期休暇をいただきましたが、まだ稜線へ上がるには残雪が多い時期でしかも梅雨末期の雨が多い時期。 この条件で長期の装備を持って歩くことのできる場所が限られている中で、今回はお天気が悪くてもお花を楽しめる白馬岳を選びました。 ちょうど2年前の6月下旬に白馬岳に入った時は大雪渓ルートを登ったので、今回は栂池から入山。 ちょうどこの時期にしか見ることのできない白馬大池の氷が解けていく姿も楽しみです。
去年唐松岳でテントが浸水したので、このテントは冬季用にまわし今回は新たにアライテントのトレックライズを購入しました。 それから長期になるのでカメラのバッテリーを増やし、長年使用してきたヘッドランプの光量が弱いため強力なものに変えて準備万端。
ただちょうど準備を整えた頃に、大型の台風8号が発生し列島を直撃する可能性も高いことが判明。すべてテン泊で行けたらと思っていましたが、仕方がないので台風をしのぐ間、2~3泊は小屋泊に切り替えるつもりで出発です。 台風一過のお山の表情に期待します。今回の荷物の重さは25kgを超える重さ。無事に運べるか少し心配です。

● 2014/07/06 ●

始発の栂池ゴンドラに乗り8時半出発。日曜日なのに登山者はゼロ。天狗原までのルート上に既に残雪が残っている箇所があることを思うと今年は残雪が多いのも頷けます。 楽しみにしていた天狗原のハクサンコザクラですが、木道から遠く離れたところにしか咲いていなかったことが少し残念。今日は夕方まで持つ予報でしたが早くも上空がガスに覆われてきたので先を急ぎます。
天狗原を過ぎたすぐから大きな雪渓が残り、12本爪アイゼンを装着。雪渓はロープが設置されていましたが途中で荷物を置いて休憩することができないほどの斜度で大変だけれど、 この辺りまで来ると下山して来られた方や日帰りの方と出会い励まされます。
雪渓を越えて山頂が広い白馬乗鞍岳を過ぎると大池へ。ちょうどガスが流れ、曇りの日ならではの池の表情を見ることができて感激です。 テン場に着くと自分以外にもう1張りだけ。お話を伺うと、山頂までのルートは残雪がある箇所があるけれどアイゼンは必要ないとのことで安心できました。
テントを張り雷鳥坂を30分ほど早足で登ったところでドコモの電波を拾い、急いで戻る途中でライチョウに出会いました。 テントに戻った直後に雨が降り出し、夜もそれなりの激しい雨が続きました。相変わらず興奮してあまりよく眠れません..

● 2014/07/07 ●

白馬大池にもう1泊して池の表情をゆっくりと撮りたかったのですが、朝からずっと雨が降り続きます。電波が入らないため翌日の天気も分からず、とりあえずもうしばらく様子見にしようかな?と考えましたが 山荘の方に相談すると、今日はずっとこんな天気が続くこと、白馬村の天気を見ると明日もどうなるか分からないことを考えると早めに稜線へ上がったほうがいいよとのことでした。 自分の中ではそれなりの激しい雨に感じましたが、山に慣れている人であればこの程度の雨なら行動できるし気持ちの問題だよとのお言葉ではっぱをかけられ、まだ朝の8時なのでゆっくりマイペースで稜線へ向かうことに。 ただ決して無理はしないように、風と雷に注意して厳しいと感じたらUターンして戻って来ることを約束して出発です。
登り始めてしばらくで下山して来られたグループに出会い、この天気なのに1人?!と驚かれましたがまだ後続のグループが数組あると聞き安心できました。 そして考えようによっては雨は涼しく紫外線も気にしなくてもいいのでそういった意味では快適と思っていました。ただ登れば登るほど、そして小蓮華山を過ぎると風雨は強まり、時折からだが振られるほど。 そしてその先はそれまでとは異なり重いザックを下して休憩できる場所が少なくなることも辛いです・・。後続のグループの人たちにも歩いても歩いても出会わないことに孤独な気持ちになります。
白馬岳山頂に近付くほどさらに風雨は強まり、からだが冷えないよう休憩は最小限にして強風に耐えながらなるべく早く目的地へと思っていると、足もとに次々とあらわれるお花たち。 このお花たちは高山のこの厳しい環境に適するように生きていますが、小さなからだで強風に耐えているような健気な姿を見ると心から励まされました。 馬ノ背の岩場も何とかしのぎ、ガスの中にようやく山頂の方位盤が見えた時はホッとし、そしてまた、新田次郎さんの小説「強力伝」のお話を思い出しさらに励まされました。

まずは白馬山荘に駆け込み避難させていただきました。ストーブにあたらせていただいていると、なんと雨具のお尻が破れていることを発見。先へ進むことに夢中でまったく気付きませんでした。下半身がかなり濡れていました。 その事実を知ったためなのか突然寒気を感じ、完全にあたたまるまで過ごさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。 窓の外は横殴りの風。後ほど知りましたが、この日の低気圧がもたらした風は風速20m、台風並みだったそうです。
からだがほぼ温まったので雨具の破れをダクトテープでふさぎ、頂上宿舎へ。このお天気なのになんとテン泊組が他にも4張もいることが分かり、半分あきらめていましたが頑張ってテントを張ることにしました。 強風が続いているのでひとりじゃ無理だよと同じテン泊組の方が手伝ってくださり、何とかテントを設置しようやく一息つくことができました。すぐに着替え、食事も済ませた頃、またどんどん風雨が強まります。 最初は手で押さえるだけで済んでいましたが、全身の力を振り絞って押さえなければならないほどに。これは眠るどころじゃない、ひと晩、風と戦う覚悟でいると、なんと風上側の細引きが1本切れていることが判明。 慌てて外に出てテントを押さえながら何とか修理作業をしていると、今度は風であおられた際に転んでしまい、岩でダウンパンツを傷つけこちらも破れてしまいました.. ダウンが少し飛び出してしまい風に舞う様子を見ていると心が折れそうになりました。 テントの中でテーピングテープで傷をふさぎながらこれは大変だと思ったところに、先ほど手伝ってくださったテントの方々がテントが壊れたので撤収します!とのこと。自分も小屋に逃げることにしました。 激しい風雨の中、ひとりで撤収するのも大変で、そこに小屋の方が助けてくださってとても助かりました。 その後は贅沢にも乾燥室でテントまで干させていただき、からだもあたたまり自分は安全な場所の中で助かりましたが、残りのテントの方々が気になり、そして興奮が続きまた夜は短い時間しか眠れませんでした。

● 2014/07/08 ●

夜眠れない中、雨具やテント、ダウンパンツを傷つけてしまったことを思うとこれは台風が来る前に下山したほうがいいかもしれないと思い激しく悩みましたが、朝3時の目覚ましに気付かず起きれば既に4時を回っていました。 テントでしのいだ方々は何とか無事だったようで安心できました。慌ててカメラを持って稜線に上がると、相変わらずの強風ですが空は見ごとに晴れ渡り端正な剱岳が姿をあらわしていました。 この風景、展望を見てしまうとやっぱり下山はもったいなく感じてしまい、がんばって担ぎ上げた食料もまだまだ残っているので台風が過ぎ去るまで残ることにしました。
朝のお散歩はあらためて山頂へ。そして稜線のお花を楽しみます。ただ風は相変わらず強いので、繊細なお花たちをブラさず撮るのが大変.. 一日お天気が続けば雪倉岳まで行ってみたかったのですが、このお天気も長くは持たず、お昼頃には崩れるとの予報だったのであきらめます。 テントを張るとき手伝ってくださった方々を見送り雪倉岳方面へ少しだけ足をのばしたところで空を見上げると、雲が湧き上がってきたのでUターン。 雲の変化を楽しんでいると、あっという間に辺り一帯はガスに包まれ、山頂に戻った頃にはすでに視界は再び30mほど。あまりのお天気の移り変わりの早さに驚きます。 午後はまた強い風雨になったので、新たに宿泊される方々とお話したりのんびりと過ごす時間。小屋の中でもドコモの電波を拾うことができたので助かりました。

● 2014/07/09 ●

夜はまたまた興奮して眠ることができず、睡眠時間は出発前夜から連日3時間ほど。 でも今日こそはと思い、3時に起きてスタンバイしました。小屋のご主人が起きて来られ、下の町は晴れているみたいだよ。でもあまり期待できないだろうけど・・のお言葉を励みに4時に小屋を出発。 相変わらずの強風とガスの中を山頂に向かって登りましたが、時折立っていられないほどの強風なので、白馬山荘の少し上がったところのお花畑のそばでうずくまりながらご来光を待つこと30分・・。 太陽の光をまったく感じることができずとうとう雨も降って来たので白馬山荘に撤退させていただくと、白馬山荘にお泊りの方々が今日が下山のラストチャンスと出発の準備をされていました。 頂上宿舎に戻るとこちらのお泊りの方々も当然下山されるとのこと。天気が悪いので稜線歩きは避けて大雪渓からみなさん一緒に下りて行かれました。 ここでまた自分も下山しようかどうしようか迷いましたが、考えた末にやはり連泊することにしました。
日中は相変わらずの強風でしたが午後は雨は降ったり止んだりのお天気だったので、カメラを持って小屋から出たり入ったりを5、6回ほど繰り返しているととうとう本降りに。 ただ夕方は驚くほど無風になりました。嵐の前の静けさでしょうか?結果として稜線で過ごした5泊6日の中で風が吹かなかった時はこの台風が来る直前だけで、あとは大変な強風が連日続きました。 ただ夕陽の時間、稜線に出てみてもガスが濃いままでそのまま日没の時間を迎えました。 夜眠る頃、連日の睡眠不足、そして栄養不足とカロリー不足で疲労が一気に出て、しかも気分が悪くなり、目覚ましもまた3時にかけていましたが気付かず、その代わりしっかり6時間熟睡できました。

● 2014/07/10 ●

これから1日かけて台風が通過しますが進路が太平洋側になったことと、早めに進みそうとの予報が出て安心しました。 丸一日外に出ず停滞です。台風一過に期待して、その時までに体力の回復につとめます。
食糧計画を立て、そして栄養不足のため今日から食事を小屋にお世話になることに。言葉にあらわせないほど素晴らしく美味しい食事をいただくと、生き返った気持ちになりました。 とても手の込んだ食事を自分ひとりのために作って下さることに申し訳なく、そしてとてももったいない気持ちです。 ただ夕食時にテレビのニュースを見させていただきましたが、台風が来る前にもあちこちで被害に遭われた方々がいると知り、その映像を見ていると自分はいったい何をしているんだろう?と申し訳ない気持ちに..

● 2014/07/11 ●

夜中に台風が過ぎて行きましたが夜よりも翌日の日中のほうが風が強まり、そしてまた当然のようにご来光を見に行くこともできず、このままだとまた夕陽も見られないかもしれない..と思っていると、 夕方近くになってようやく空が明るくなったように感じました。稜線に出てみると、明らかに天候回復へ向かっていることが感じられます。そしてようやく雨も止みました。 5時に食事をいただき慌てて山頂へ向かう頃には、まだ雲が残っていますが上空はすっかり青空に。夕陽まで雲が去ってしまわないことを祈りながら登っていると、剱と立山がガスの中から姿をあらわしとても綺麗で感激です。 山頂からの夕陽は、まさに台風一過。雲が残っているからこその夕景、そして雲の流れの表情に夢中になってしまいました。ただ相変わらずの強風なので、三脚を立てていてもブレ写真の連発です。 そんな中で太陽が落ちていく時間とたたかうようにして撮影しながら、お山に入って6日目にして初めて見た夕陽のひとときを満喫できました。

● 2014/07/12 ●

翌朝はまた3時に起きてスタンバイ。ただ雨は降っていませんが濃いガスと相変わらずの激しい風なので、なかなか小屋から出る勇気がでません。一度出てもまた戻ってきてしまいました。 でもお天気は悪くないはずなので思い切って小屋を出て山頂に向かいます。山頂ではまた時折立っていられないほどの風、そして太陽の光を感じられないままあまりの寒さに気温を見ると4℃。体感温度はマイナスのはず。 結局、一瞬だけあらわれた雲の写真を一枚だけ撮って小屋に戻ります。
とうとう今日で5泊もお世話になった頂上宿舎ともお別れです。5泊のうち3泊もひとり貸切の状態で過ごさせていただき心身ともに癒され体力も回復させていただきました。 小屋のスタッフの方々はあたたかい方たちばかりで感謝の気持ちでいっぱいです。この次に白馬岳で小屋泊するとしたら、もう一度お世話になりたいと思います。
日中はこれまでのお天気が嘘のように気持ちの良い登山日和。 週末と重なったこともあり、台風一過、そして梅雨の晴れ間を楽しむ大勢の人たちで賑わいました。小屋の方とお話しする以外はずっと一人で過ごしていたので、出会う人々が新鮮で言葉を交わすことが楽しく感じます。 気持ちの良い稜線歩きと展望を楽しみながら大池へ戻ります。小蓮華山から眺めた白馬大池は、この一週間で驚くほど氷が解けて少なくなっていました。 そして白馬三山とともに聳え立つ、5月の連休に登った鹿島槍ヶ岳の眺め。

雷鳥坂まで下りて来ると今度はライチョウの親子に出会い、なんと5羽も雛を連れていました。 確率的には2、3羽しか残ることができませんが、この激しい風雨の日々を耐え抜いたことを思うとどうかみんな生き残ってもらいたいなって思います.. コマクサも美しく咲いています。大池まで下りてくるとハクサンコザクラが一斉にお花咲かせていることにも驚きます。
小屋の方々に無事に戻った報告と、この一週間のできごとを笑い話にしてお話して満足。
夕陽はテン場から5分ほど歩いたところのポイントで望みましたが、雲が多くなったため太陽は隠れてしまいました。 月と大池の写真も撮りたかったのですが、こちらも雲が広がりすぐに隠れてしまいました。 またアルファ米生活に戻りますが、担いで登った食料をこれほど綺麗に残さず平らげることができたことに満足です。

● 2014/07/13 ●

ご来光はこの一週間まだ一度も見ていないので最終日こそはと思い、また3時に起きて雷鳥坂を登りましたが赤い一筋のラインしか見ることができませんでした.. 午後から天候悪化の予報なので、早々にあきらめ池の写真を撮りに行きます。 まだかろうじて少し氷が残っている場所まで行き写真を撮っていると、ドン!と激しい音が。融解の音でした。 空が暗くなってきたのでこちらも早めに切り上げてテントでしばらく休もうと思っていると、早くも雨が降り出しました。 テントを乾かして下山したかったのですが、再び雨の撤収作業。カメラは雨からしっかりと守ったこと、そして下山中はどんどん雨が強まり栂池自然園にも寄らなかったので写真を1枚も撮れませんでしたが、 栂池に下りた時はこの一週間心配だった愛車が無事だったことにホッとしました。
今回は梅雨らしい天気の移り変わりを見ることができたこと、この時期にしか見ることのできない風景に出会うことができました。 これほど多くの日数をお山で過ごしたこと、小屋に連泊させていただいたこと、何より激しい天候の中での重装備の稜線歩きは初めての体験でしたが、 小屋の方々を始め、テン場などで出会った方々にも色々助けていただいたおかげもあり 無事に行って来れたことに感謝の気持ちです。そして厳しい環境だったからこそ学ぶことも数多くあり、またこの体験を次に生かしたいと思います。

● 写真(79) ●
  • 天狗原に着くと早くも曇りがちのお天気に。誰もいない湿原は静かでした。
  • 天狗原に着くと早くも曇りがちのお天気に。誰もいない湿原は静かでした。
  • まだ水芭蕉が咲いていました。ダケカンバとともに。
  • まだ水芭蕉が咲いていました。ダケカンバとともに。
  • 湿原から白馬乗鞍岳の雪渓を見上げます。
  • 湿原から白馬乗鞍岳の雪渓を見上げます。
  • 荷物を置いて休憩することができないほどの斜度ですが、相変わらず写真であらわすことできません。
  • 荷物を置いて休憩することができないほどの斜度ですが、相変わらず写真であらわすことできません。
  • 白馬乗鞍岳は、なだらかなとても広い山頂です。
  • 白馬乗鞍岳は、なだらかなとても広い山頂です。
  • 白馬乗鞍岳を越えると、ちょうどガスが流れて白馬大池が姿をあらわしました。
  • 白馬乗鞍岳を越えると、ちょうどガスが流れて白馬大池が姿をあらわしました。
  • 望遠レンズを出して池の表情を切り取ってみます。
  • 望遠レンズを出して池の表情を切り取ってみます。
  • 曇りの日ならではの色と幻想的な雰囲気を見ることができました。
  • 曇りの日ならではの色と幻想的な雰囲気を見ることができました。
  • 解けていく姿を眺めながら、池の縁を歩きます。
  • 解けていく姿を眺めながら、池の縁を歩きます。
  • まるで流氷が漂うかのような雰囲気。テントを張った後でゆっくり撮りに来るつもりでしたがこれが最後になってしまいました。
  • まるで流氷が漂うかのような雰囲気。テントを張った後でゆっくり撮りに来るつもりでしたがこれが最後になってしまいました。
  • 解けてゆく大池の表情と姿をあらわした美しいかたちの岩と樹木だけの風景が、素晴らしく美しく感じました。
  • 解けてゆく大池の表情と姿をあらわした美しいかたちの岩と樹木だけの風景が、素晴らしく美しく感じました。
  • 駆け足で雷鳥坂を往復していると登山道を歩く生き物がいて驚きました。ライチョウでした。さすが雷鳥坂。
  • 駆け足で雷鳥坂を往復していると登山道を歩く生き物がいて驚きました。ライチョウでした。さすが雷鳥坂。
  • テントに戻るととうとう雨が降り出しました。咲き始めたばかりのハクサンコザクラが濡れそぼる姿。
  • テントに戻るととうとう雨が降り出しました。咲き始めたばかりのハクサンコザクラが濡れそぼる姿。
  • 風速20mの台風並みの低気圧による強風の中の過酷な稜線歩きの後、白馬山荘に避難させていただきました。
  • 風速20mの台風並みの低気圧による強風の中の過酷な稜線歩きの後、白馬山荘に避難させていただきました。
  • 低気圧が過ぎ去った後、見ごとにすっきりと晴れ渡りました。美しい剱&立山連峰。
  • 低気圧が過ぎ去った後、見ごとにすっきりと晴れ渡りました。美しい剱&立山連峰。
  • 白馬山荘付近から望む白馬三山の杓子岳と白馬鑓ヶ岳の定番風景。鑓ヶ岳の隣に小さく槍ヶ岳の尖峰も見えます。
  • 白馬山荘付近から望む白馬三山の杓子岳と白馬鑓ヶ岳の定番風景。鑓ヶ岳の隣に小さく槍ヶ岳の尖峰も見えます。
  • 相変わらずの強風の中を山頂へ。ハクサンイチゲやウルップソウのお花畑ですが風に振り回されるお花たち。
  • 相変わらずの強風の中を山頂へ。ハクサンイチゲやウルップソウのお花畑ですが風に振り回されるお花たち。
  • 時折からだが振られるほどの強風ですが、前日と比べると天国と地獄ほどの差の白馬岳山頂です。
  • 時折からだが振られるほどの強風ですが、前日と比べると天国と地獄ほどの差の白馬岳山頂です。
  • 山頂から断崖絶壁を覗き込むと白馬大雪渓、猿倉方面にかかる雲が綺麗でした。
  • 山頂から断崖絶壁を覗き込むと白馬大雪渓、猿倉方面にかかる雲が綺麗でした。
  • ウルップソウが最盛期でした。いつもどのように撮ったらよいものか迷うお花。岩陰から覗く姿にしてみました。
  • ウルップソウが最盛期でした。いつもどのように撮ったらよいものか迷うお花。岩陰から覗く姿にしてみました。
  • 岩の上で葉をびっしりと広げ群生しているイワウメたち。その中で二輪のお花が並んでいる姿に惹かれました。
  • 岩の上で葉をびっしりと広げ群生しているイワウメたち。その中で二輪のお花が並んでいる姿に惹かれました。
  • まるで空に手を広げるような葉の間からお花咲かせるタカネヤハズハハコ。
  • まるで空に手を広げるような葉の間からお花咲かせるタカネヤハズハハコ。
  • 歩いてみたかった雪倉岳へ続く道。2時間後にはまた天候悪化の予報のため、30分ほどでUターンします。
  • 歩いてみたかった雪倉岳へ続く道。2時間後にはまた天候悪化の予報のため、30分ほどでUターンします。
  • 山頂方面を振り返ると湧き上がるガス。この1時間後には辺り一帯、視界30mほどのガスに包まれてしまいました。
  • 山頂方面を振り返ると湧き上がるガス。この1時間後には辺り一帯、視界30mほどのガスに包まれてしまいました。
  • 三国境に戻る途中で、岩陰にひっそりとイワヒゲが咲き始めていることに気付きました。
  • 三国境に戻る途中で、岩陰にひっそりとイワヒゲが咲き始めていることに気付きました。
  • 小蓮華山上空にあらわれた美しいかたちの雲。
  • 小蓮華山上空にあらわれた美しいかたちの雲。
  • 太陽を包み込むようにして広がる雲。
  • 太陽を包み込むようにして広がる雲。
  • お花畑が広がるイメージの白馬岳らしくない荒涼とした雰囲気の写真になりました。
  • お花畑が広がるイメージの白馬岳らしくない荒涼とした雰囲気の写真になりました。
  • シロウマナズナかな?と思いましたが絶滅危惧種に簡単にお目にかかれないと思うので違うと思います。
  • シロウマナズナかな?と思いましたが絶滅危惧種に簡単にお目にかかれないと思うので違うと思います。
  • 天候悪化で雨が降り出しそうなので小屋付近でお花観察。チシマアマナです。
  • 天候悪化で雨が降り出しそうなので小屋付近でお花観察。チシマアマナです。
  • まだツクモグサが残っていると聞いて楽しみでしたが疲れた雰囲気のお花ばかり。ようやく見つけた綺麗なお花は撮るには遠すぎました。
  • まだツクモグサが残っていると聞いて楽しみでしたが疲れた雰囲気のお花ばかり。ようやく見つけた綺麗なお花は撮るには遠すぎました。
  • お花咲かせる直前のイワベンケイが可愛らしくて夢中になってしまいました。
  • お花咲かせる直前のイワベンケイが可愛らしくて夢中になってしまいました。
  • 台風が来る前日も雨。いつでも出られるようスタンバイしながら過ごしました。タテヤマキンバイの水玉。
  • 台風が来る前日も雨。いつでも出られるようスタンバイしながら過ごしました。タテヤマキンバイの水玉。
  • 思いがけず空が少し明るくなったので稜線へ。曇り空の光でようやくオヤマノエンドウを綺麗に撮ることができました。
  • 思いがけず空が少し明るくなったので稜線へ。曇り空の光でようやくオヤマノエンドウを綺麗に撮ることができました。
  • 今度は丸山の展望台へ向かって歩いてみます。剱岳どころかまったく何も見えません。
  • 今度は丸山の展望台へ向かって歩いてみます。剱岳どころかまったく何も見えません。
  • 歩いていると突然ガスが流れ白馬岳が姿をあらわしました。山頂手前が白馬山荘、すぐ下に見えるのはお世話になった頂上宿舎です。
  • 歩いていると突然ガスが流れ白馬岳が姿をあらわしました。山頂手前が白馬山荘、すぐ下に見えるのはお世話になった頂上宿舎です。
  • 登山道に枝をおろして美しく咲くキバナシャクナゲに出会いました。登山者に踏まれませんように..
  • 登山道に枝をおろして美しく咲くキバナシャクナゲに出会いました。登山者に踏まれませんように..
  • 展望台で剱岳があらわれるのを待ちましたが雷鳴が聞こえるようになり徐々にまた暗雲が広がります。悪天に向かう雲の動きが綺麗。
  • 展望台で剱岳があらわれるのを待ちましたが雷鳴が聞こえるようになり徐々にまた暗雲が広がります。悪天に向かう雲の動きが綺麗。
  • 杓子岳と白馬鑓ヶ岳も雲に覆われていきます。この5分後、たたきつけるような雨が降り出しました。
  • 杓子岳と白馬鑓ヶ岳も雲に覆われていきます。この5分後、たたきつけるような雨が降り出しました。
  • 台風が過ぎ去るまで小屋で待機です。台風一過に期待して、その時までに体力の回復につとめます。
  • 台風が過ぎ去るまで小屋で待機です。台風一過に期待して、その時までに体力の回復につとめます。
  • 台風が過ぎ去った後も激しく続く強風。数日前はつぼみだったミヤマオダマキが咲きました。
  • 台風が過ぎ去った後も激しく続く強風。数日前はつぼみだったミヤマオダマキが咲きました。
  • 夕方になりようやく雨が止み、稜線に上がると旭岳が姿をあらわそうとしていました。
  • 夕方になりようやく雨が止み、稜線に上がると旭岳が姿をあらわそうとしていました。
  • 急いで小屋で夕食をいただき再び稜線へ上がるとすっかり青空が広がっていました。
  • 急いで小屋で夕食をいただき再び稜線へ上がるとすっかり青空が広がっていました。
  • 振り返ると雲の中から姿をあらわしている剱岳を見て先を急ぎます。
  • 振り返ると雲の中から姿をあらわしている剱岳を見て先を急ぎます。
  • 山頂へ向かって登っていると、雲の流れが程良い感じになりました。雲上に浮かぶ剱と立山。綺麗..
  • 山頂へ向かって登っていると、雲の流れが程良い感じになりました。雲上に浮かぶ剱と立山。綺麗..
  • 今度は丸山の展望台を前景にしてみました。まさに白馬岳からの眺めで求めていた光景になりました。
  • 今度は丸山の展望台を前景にしてみました。まさに白馬岳からの眺めで求めていた光景になりました。
  • 太陽の方向に目を向けるとガスの色が夕陽に染まり、漂うちぎれ雲がアクセントになりました。
  • 太陽の方向に目を向けるとガスの色が夕陽に染まり、漂うちぎれ雲がアクセントになりました。
  • 太陽が沈んでいきます。お山に入って6日目にして初めて眺める夕陽なので、より美しい輝きに感じました。
  • 太陽が沈んでいきます。お山に入って6日目にして初めて眺める夕陽なので、より美しい輝きに感じました。
  • 剱岳に目を向けるとやわらかな光に包まれてきました。剱岳と毛勝三山の間に見えるのは白山です。
  • 剱岳に目を向けるとやわらかな光に包まれてきました。剱岳と毛勝三山の間に見えるのは白山です。
  • 陽が沈む時、雲が黄金色に輝きました。
  • 陽が沈む時、雲が黄金色に輝きました。
  • そして太陽が沈みます。黄金色から真っ赤に染まった雲。
  • そして太陽が沈みます。黄金色から真っ赤に染まった雲。
  • 陽が沈んだ後、剱岳上空の雲も輝きました。ただ大変な強風が続くため三脚を立てていてもブレ写真の連続です。
  • 陽が沈んだ後、剱岳上空の雲も輝きました。ただ大変な強風が続くため三脚を立てていてもブレ写真の連続です。
  • 赤い絵筆で描かれたような雲。そして剱岳の端正な姿にただただ魅せられました。
  • 赤い絵筆で描かれたような雲。そして剱岳の端正な姿にただただ魅せられました。
  • 翌朝も3時に起きてスタンバイしますが、相変わらずの激しい風と濃いガス。小屋から出る勇気が持てないままギリギリまで粘ります。
  • 翌朝も3時に起きてスタンバイしますが、相変わらずの激しい風と濃いガス。小屋から出る勇気が持てないままギリギリまで粘ります。
  • わずかな可能性に期待して山頂へ向かいましたが、撮れた写真はこの1枚だけでした。
  • わずかな可能性に期待して山頂へ向かいましたが、撮れた写真はこの1枚だけでした。
  • 大池に向かって出発してからしばらくはまだ少し雲が残っていましたが気持ちの良い青空が広がりました。小蓮華山とウルップソウ。
  • 大池に向かって出発してからしばらくはまだ少し雲が残っていましたが気持ちの良い青空が広がりました。小蓮華山とウルップソウ。
  • この6日間で、ルート上の雪渓もずいぶん少なくなりました。登って行く人たちが小さく見えます。
  • この6日間で、ルート上の雪渓もずいぶん少なくなりました。登って行く人たちが小さく見えます。
  • 小蓮華山まで戻って来ると白馬大池が見えました。池の氷が驚くほど減っていました。その奥に見えるのは妙高連山です。
  • 小蓮華山まで戻って来ると白馬大池が見えました。池の氷が驚くほど減っていました。その奥に見えるのは妙高連山です。
  • そして白馬三山を眺めます。小蓮華山からこんな素晴らしい眺めが見えていたなんて。
  • そして白馬三山を眺めます。小蓮華山からこんな素晴らしい眺めが見えていたなんて。
  • 小蓮華山を過ぎると数多くのお花に出会いました。ミヤマクワガタでしょうか?
  • 小蓮華山を過ぎると数多くのお花に出会いました。ミヤマクワガタでしょうか?
  • こちらも名前が分かりません。アブラナ科のお花は難しいです。
  • こちらも名前が分かりません。アブラナ科のお花は難しいです。
  • コバイケイソウの芽でしょうか?お花畑の中でここだけ不思議な印象の空間に感じました。
  • コバイケイソウの芽でしょうか?お花畑の中でここだけ不思議な印象の空間に感じました。
  • こちらはウメハタザオ?岩の下にひっそりと咲いていました。
  • こちらはウメハタザオ?岩の下にひっそりと咲いていました。
  • ミヤマアズマギクがもう咲いていました。久しぶりに出会いました。
  • ミヤマアズマギクがもう咲いていました。久しぶりに出会いました。
  • 雷鳥坂で今度はライチョウの親子に出会いました。5匹のヒナを連れていましたが親と一緒に撮ることができたのは3匹だけ。
  • 雷鳥坂で今度はライチョウの親子に出会いました。5匹のヒナを連れていましたが親と一緒に撮ることができたのは3匹だけ。
  • 高山植物の女王コマクサの気品漂う美しさ。
  • 高山植物の女王コマクサの気品漂う美しさ。
  • 白馬大池に戻ってきました。近くまで来ると氷がますます減ってしまったように感じます。賑わうテン場。
  • 白馬大池に戻ってきました。近くまで来ると氷がますます減ってしまったように感じます。賑わうテン場。
  • 大池から5分ほどのポイントで夕陽を眺めました。太陽が雲に隠れながら沈んでいきました。
  • 大池から5分ほどのポイントで夕陽を眺めました。太陽が雲に隠れながら沈んでいきました。
  • 太陽が沈んだ後の雲の競演を楽しみました。
  • 太陽が沈んだ後の雲の競演を楽しみました。
  • 大池に戻って来ると、月が昇っていました。湖面に映る輝き。
  • 大池に戻って来ると、月が昇っていました。湖面に映る輝き。
  • 満月なので楽しみにしていましたが厚い雲に隠れていきました。連日の疲れも出てここでダウン。
  • 満月なので楽しみにしていましたが厚い雲に隠れていきました。連日の疲れも出てここでダウン。
  • 朝はまた3時に起きて雷鳥坂を登りましたが、最後のチャンスのご来光は赤い一筋の光だけで終わりました。
  • 朝はまた3時に起きて雷鳥坂を登りましたが、最後のチャンスのご来光は赤い一筋の光だけで終わりました。
  • ご来光は残念でしたが足もとを見るとハイマツの下にゴゼンタチバナの群生を発見。これほど高い標高で見たのは初めてかもしれません。
  • ご来光は残念でしたが足もとを見るとハイマツの下にゴゼンタチバナの群生を発見。これほど高い標高で見たのは初めてかもしれません。
  • 大池に戻り氷が残っているところまで行ってみます。
  • 大池に戻り氷が残っているところまで行ってみます。
  • 一週間前と同じ場所で。シャクナゲを入れてみました。
  • 一週間前と同じ場所で。シャクナゲを入れてみました。
  • 池の縁の雪渓のトラバース上から見下ろしてみます。時折大きな音を立てて氷が解けていました。
  • 池の縁の雪渓のトラバース上から見下ろしてみます。時折大きな音を立てて氷が解けていました。
  • 漂う氷と新緑。この氷も次の雨で解けてしまうのでしょう。
  • 漂う氷と新緑。この氷も次の雨で解けてしまうのでしょう。
  • 怪しい雲が出て来たのでテントに戻ります。
  • 怪しい雲が出て来たのでテントに戻ります。
  • ハクサンコザクラを撮っていると風が強くなり、テントに戻った直後に雨が降り出し、その後は止むことなく雨が降り続きました。
  • ハクサンコザクラを撮っていると風が強くなり、テントに戻った直後に雨が降り出し、その後は止むことなく雨が降り続きました。