大品山・瀬戸蔵山
2014/05/25
大品山・瀬戸蔵山
 
2014/05/25(日):曇り時々晴れ:ゴンドラ山頂駅~瀬戸蔵山~大品山~鍬崎山独標手前~瀬戸蔵山~龍神の滝~ゴンドラ山麓駅
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富山の名山、鍬崎山が以前から気になっていました。今回は体調を考えて鍬崎山の偵察にまずは大品山までと思い、朝7時過ぎのゴンドラにのんびりと乗車。 ゴンドラ乗り場では鍬崎山登山者向けに登山届の記入を促していました。料金は片道600円、往復1,000円。 らいちょうバレーのスキー場ではスキーシーズンとグリーンシーズンにゴンドラが運行されていますが、その間の時期は整備&点検のため運休していることに注意です。 (具体的には4月下旬から11月上旬までがグリーシーズン、12月中旬から3月末までがスキーシーズン)
ゴンドラで有難くあっという間に稜線に付き、綺麗に整備された道の急な丸太の階段を登ると広大なブナ林に出ました。ブナの新緑が綺麗。そして足元にはイワウチワやイワカガミのお花が群生しています。 そのお花たちの間をギフチョウが気持ち良さそうに飛んでいますが、雪解け直後のためなのか、かなり虫が多いのには辟易しました。 そのため落ち着いて写真を撮る気持ちが起こらず先へ進むとタテヤマスギの巨木に出合いました。杉の幹の中が空洞になっていたので、中にお邪魔させていただきました。

大きなタテヤマスギにばかり目を奪われてしまいましたが、ふと足元を見るとオウレンが綺麗に咲いていました。ミツバオウレンは確かもう少し時期が遅いはず・・と思って帰宅後調べてみると、コシジオウレンでした。 瀬戸蔵山近くまで来ると残雪が残っている箇所もあり、そしてあれほど大量にいた虫も少し減ってきました。瀬戸蔵山山頂では霞んでいながらも大日岳方面を望むことができました。
時間もあるので先へ進むと、さらに残雪が増え、そして大品山付近ではまだ新緑が始まったばかりのブナとまだ芽吹いていないダケカンバのとても美しい混生林が広がっていました。 そこで若いカモシカに遭遇。でも望遠レンズをザックの中に置いてきてしまったので小さくしか撮れず残念です。 大品山では鍬崎山のピークをはっきりと望むことができるようになってきました。
あまり寄り道をしなかったことや思ったより体調がいいこともあり、想像していたよりも早い時間に大品山まで来れたので、さらに先へ進んでみることに。 そこへ鍬崎山方面から下りて来られた方々がいて話を伺うと、この先1時間ほどで雪が大量に残っていて、Uターンして来られたとのこと。今回はアイゼンを持って来なかったのでその辺りまでかな?

相変わらず美しいブナ林を歩いていると、この冬登った大辻山も望めるようになってきました。 そしてガイドブックに書かれている通り、今度は立派なネズコ(別名:クロベ)の大木に出合いました。進むほどに残雪が多くなり、とうとう登山道が雪に覆われ、そして急な斜面に出ました。 しばらく登ってみましたがアイゼンがなければ厳しいと感じここで撤退。ちょうど下りて来られた方々に伺うと、やはりこの先もうしばらくで独標とのこと。 できれば独標まで行ってみたいと思っていましたがこの次はしっかりと準備をしてもう少し早い時期に来てみたいと感じます。 この辺りは残雪と芽吹いたばかりのブナが美しく、曇りの日ならではのやわらかな表情に癒されました。
下山は瀬戸蔵山から龍神(たつがみ)の滝方面へ下りてみることにします。このルートもまた多くのタテヤマスギに出合います。そして急な長い階段が続き、今度はカタクリに出合いました。 楽しみにしていた百間滑(ひゃっけんなめ)のせせらぎに着くともうすでに夕方5時近くになってしまいました。しばらく水の流れを撮ってみましたが今回は綺麗な光を見つけることができず残念でした。

● 写真(30) ●
  • タテヤマスギの中にお邪魔させていただきました。
  • タテヤマスギの中にお邪魔させていただきました。
  • タテヤマスギとは?
  • タテヤマスギとは?
  • 不思議なかたちのタテヤマスギ。なぜこのようなかたちに?
  • 不思議なかたちのタテヤマスギ。なぜこのようなかたちに?
  • 可愛らしいオウレンに出合いました。帰宅後調べてみると、コシジオウレン。
  • 可愛らしいオウレンに出合いました。帰宅後調べてみると、コシジオウレン。
  • 瀬戸蔵山近くまで来ると残雪が残っている箇所もありました。
  • 瀬戸蔵山近くまで来ると残雪が残っている箇所もありました。
  • 大品山山頂では霞んでいながらも大日岳方面を望むことができました。
  • 大品山山頂では霞んでいながらも大日岳方面を望むことができました。
  • ブナとダケカンバの美しい混生。
  • ブナとダケカンバの美しい混生。
  • 鍬崎山のピークも望めるようになってきました。
  • 鍬崎山のピークも望めるようになってきました。
  • 少し変わった気になる樹形の樹(左奥の樹)を見つけました。近くまで行ってみます。
  • 少し変わった気になる樹形の樹(左奥の樹)を見つけました。近くまで行ってみます。
  • この枝ぶりに惹かれました。
  • この枝ぶりに惹かれました。
  • 空に描かれる枝模様。
  • 空に描かれる枝模様。
  • 大品山まではトレッキングコース、その先は登山道という扱いのようです。
  • 大品山まではトレッキングコース、その先は登山道という扱いのようです。
  • この冬に登った大辻山。
  • この冬に登った大辻山。
  • 立派なネズコ(別名:クロベ)の大木に出会いました。
  • 立派なネズコ(別名:クロベ)の大木に出会いました。
  • 開いたばかりのムシカリ(オオカメノキ)のお花。
  • 開いたばかりのムシカリ(オオカメノキ)のお花。
  • 夏道がすっかり雪で覆われ急登を登ることができません。アイゼンを持って来なかったのでここで撤退です。
  • 夏道がすっかり雪で覆われ急登を登ることができません。アイゼンを持って来なかったのでここで撤退です。
  • 振り返ると、大品山からそれなりの距離を歩いてきました。
  • 振り返ると、大品山からそれなりの距離を歩いてきました。
  • 残雪と新緑の樹々が美しくて、しばらくこの付近をお散歩してみます。
  • 残雪と新緑の樹々が美しくて、しばらくこの付近をお散歩してみます。
  • 同じ場所で芽吹きのタイミングが異なる樹々。
  • 同じ場所で芽吹きのタイミングが異なる樹々。
  • 残雪があるからこその風景が綺麗です。曇り空もまたいいですが緑が輝かないのは少し残念。
  • 残雪があるからこその風景が綺麗です。曇り空もまたいいですが緑が輝かないのは少し残念。
  • きりがないのでそろそろ下山します。
  • きりがないのでそろそろ下山します。
  • 瀬戸蔵山まで戻って来ると、先ほどと比べて霞が取れたように感じます。弥陀ヶ原はまだまだ残雪が残っています。
  • 瀬戸蔵山まで戻って来ると、先ほどと比べて霞が取れたように感じます。弥陀ヶ原はまだまだ残雪が残っています。
  • 瀬戸蔵山からは綺麗に整備された急な階段を下ります。この辺りもタテヤマスギに出会うことができます。
  • 瀬戸蔵山からは綺麗に整備された急な階段を下ります。この辺りもタテヤマスギに出会うことができます。
  • カタクリがまだ咲いていました。
  • カタクリがまだ咲いていました。
  • 美しいタテヤマスギ。
  • 美しいタテヤマスギ。
  • 何百年も前からこの地で生きてきたタテヤマスギ。
  • 何百年も前からこの地で生きてきたタテヤマスギ。
  • 龍神の滝には近付くことができませんでした。
  • 龍神の滝には近付くことができませんでした。
  • 苔むした岩があちこちに。
  • 苔むした岩があちこちに。
  • 残雪期のため、百間滑は現在かなり水量が多いとのこと。
  • 残雪期のため、百間滑は現在かなり水量が多いとのこと。
  • 今回は綺麗な光を見つけることができず残念でした。
  • 今回は綺麗な光を見つけることができず残念でした。