大辻山
2013/12/08
大辻山
 
2013/12/08(日):晴れ時々曇り 大辻山本道登山口~奥長尾山~大辻山往復
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立山山麓の大辻山。山頂からの間近にせまる立山連峰が美しいことで人気があるお山のようなので、前々から冬に入ってみたいと思っていました。
降り続いた雪も止み、高気圧に一日覆われ晴れの予報。
冬は登山口まで入ることができず、国立立山少年自然の家に車を止めさせていただくことになるようですが、運良く林道はまだ10cmほどしか積もっていません。5kmの林道を歩かずに済み助かりました。 さすが人気のあるお山、本道登山口のある駐車場に着くとすでに先行者あり。有難くトレースを辿らせていただくことができました。 夏道をそのまま歩いているようでしたが、マーキングや案内板がしっかり付けられているので安心です。

まだ初冬なので入り組んだ樹の枝を傷めないよう、時には四足歩行で登っていると少しずつ体温が上昇し、そして樹間から太陽が顔を出してきました。
さすが立山山麓、登山道沿いでもブナに混じって立山杉に出会うことができました。
そして樹の枝に降り積もった雪がとても綺麗!この雪が解けてしまないうちに、そして山頂からの眺めを楽しみに、少し焦りながら登っていると、ロープが設置された箇所もあり、急登に。 北尾根分岐を過ぎると視界が開け、富山市内と富山湾、そして能登半島まで一望できました。
山頂に着いたときは残念ながら立山も剱も雲に覆われ、ただ雲の様子からすぐに流れるだろうと思っていましたが、待てど暮らせど雲が流れず、その上、太陽まで隠れてしまい、あやしいお天気に..
次々と登って来られる人たちは、皆さんしばらくで諦めて帰っていきますが、自分は諦め切れず防寒着を着こみながら寒さに耐えていると、また、太陽があらわれホッとするようなあたたかな陽射し。 太陽の力にあらためて感謝の気持ちです。

そしてまた太陽が隠れたりあらわれたりの繰り返しで、それはそれで美しい雲の流れを見ることができましたが、せっかくワカンを持って来たことを思い出し、お散歩に出かけてみました。
すると太陽の光を受けて美しく光輝くブナ林に出会いました!しかもダケカンバも混生しています。
青空と流れる雲、そして霧氷の広葉樹の樹々。もうお昼過ぎなのに、天気と低い気温、そして無風という好条件に恵まれたようです。
でもまさかこの時期のこの標高で、これほど美しい霧氷に出会うことができるなんて、思いもしませんでした。
結局、山頂で3時間ほど過ごしましたが立山連峰を見ることができず、でも思いがけず出会うことができた冬の贈り物に心から感謝しながら下山しました。

● 写真(22) ●
  • 登山口に向かって林道を走っていると、富山市内に朝の光が落ちて綺麗でした。
  • 登山口に向かって林道を走っていると、富山市内に朝の光が落ちて綺麗でした。
  • 太陽の光が雲間から射し込み幻想的な光を見ることができました。
  • 太陽の光が雲間から射し込み幻想的な光を見ることができました。
  • 朝の登山道にはまだ光が回ってきませんが、上空には青空が広がってきました。
  • 朝の登山道にはまだ光が回ってきませんが、上空には青空が広がってきました。
  • 光が回りはじめ、樹々が輝き出しました!霧氷です。今日一日、できるだけ長く残ってくれることを祈ります。
  • 光が回りはじめ、樹々が輝き出しました!霧氷です。今日一日、できるだけ長く残ってくれることを祈ります。
  • 仲良く並んだ立派な杉の樹を見つけました。立山・剱一帯の杉と同じく立山杉と呼んでも良いのでしょうか?
  • 仲良く並んだ立派な杉の樹を見つけました。立山・剱一帯の杉と同じく立山杉と呼んでも良いのでしょうか?
  • 杉とブナの混生。立山山麓ならではの風景です。
  • 杉とブナの混生。立山山麓ならではの風景です。
  • また大きな樹に出会いました。もしここでビバークさせてもらえるとしたら安心できるかもしれません。
  • また大きな樹に出会いました。もしここでビバークさせてもらえるとしたら安心できるかもしれません。
  • 山頂までもうしばらくです。北尾根分岐を過ぎると視界が開け、富山市内と富山湾、能登半島まで一望できました。
  • 山頂までもうしばらくです。北尾根分岐を過ぎると視界が開け、富山市内と富山湾、能登半島まで一望できました。
  • 標高1,361mの大辻山山頂に到着です。立山・剱は残念ながら雲の中に隠れています。
  • 標高1,361mの大辻山山頂に到着です。立山・剱は残念ながら雲の中に隠れています。
  • 美女平の森にかかるガスの流れが綺麗。でもあっという間に覆われてしまいました。
  • 美女平の森にかかるガスの流れが綺麗。でもあっという間に覆われてしまいました。
  • 山頂に立つ、美しいブナ。ちょうどブナの樹を縁取るようにガスが留まりました。
  • 山頂に立つ、美しいブナ。ちょうどブナの樹を縁取るようにガスが留まりました。
  • しばらくするとガスが流れてきたので、今度は横位置で。先ほどとはまた少し異なった表情になりました。
  • しばらくするとガスが流れてきたので、今度は横位置で。先ほどとはまた少し異なった表情になりました。
  • ふたたび青空が広がってきました!青い空と白い雲、霧氷の樹々だけでつくられるシンプルな世界。
  • ふたたび青空が広がってきました!青い空と白い雲、霧氷の樹々だけでつくられるシンプルな世界。
  • そしてまた、空が雲に覆われ始めました。でも雲間から鍬崎山が顔を覗かせています。
  • そしてまた、空が雲に覆われ始めました。でも雲間から鍬崎山が顔を覗かせています。
  • 雪面に落ちる影。モノトーンの世界も綺麗。
  • 雪面に落ちる影。モノトーンの世界も綺麗。
  • そしてまた青空が広がってきたので、せっかく持って来たワカンで楽しもうと歩いていると思いがけず美しいブナ林に出会いました。
  • そしてまた青空が広がってきたので、せっかく持って来たワカンで楽しもうと歩いていると思いがけず美しいブナ林に出会いました。
  • ダケカンバも混生しています。まさか午後になってもこれほど美しい霧氷を見ることができるなんて、感激です!
  • ダケカンバも混生しています。まさか午後になってもこれほど美しい霧氷を見ることができるなんて、感激です!
  • 霧氷の樹々に囲まれた空間から顔を出す青空。
  • 霧氷の樹々に囲まれた空間から顔を出す青空。
  • 樹々が一斉に輝く姿。まるで雪の華が空一面に咲き乱れるようでした。
  • 樹々が一斉に輝く姿。まるで雪の華が空一面に咲き乱れるようでした。
  • 大きなブナのとなりに寄り添い撮ってみました。するとまた、空が雲に覆われていきました。
  • 大きなブナのとなりに寄り添い撮ってみました。するとまた、空が雲に覆われていきました。
  • 山頂で待つこと3時間。とうとう連峰は姿をあらわしませんでしたが、最後に称名滝付近だけ見ることができました。
  • 山頂で待つこと3時間。とうとう連峰は姿をあらわしませんでしたが、最後に称名滝付近だけ見ることができました。
  • ところが帰りの林道を車で走っていると、すっかり雲がなくなり山々が姿をあらわしていてとても綺麗でした。
  • ところが帰りの林道を車で走っていると、すっかり雲がなくなり山々が姿をあらわしていてとても綺麗でした。