八尾・利賀
2017/06/17
八尾・利賀
 
2017/06/17:Ride Time:8:37・Distance:153.1km・Avg Speed:17.7km/h
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久しぶりに富山市付近から立山連峰を眺めたい気持ちになり、八尾の立山連峰と富山平野を一望できると知られている丘の夢牧場を目指して走ることにしました。
往復120kmを少し超える程度の距離なので、5月連休から続けていた毎週末のお山とロードバイクのハードトレーニングを考えると体力が持つかな..?と思いながら自宅を7時過ぎにスタート。 金沢大学から先の県道27号線では、できるだけ体力と脚力を温存するためのんびりと走ります。のんびりと走りながら今日の体調はそれほど悪くないことが分かります。 ただ予報とは異なり曇りのお天気。県境を過ぎた頃にはますます雲が厚くなりました。当然、福光に着いても北アルプスどころか南砺の山々も雲に覆われたまま。朝のうちは雲が残る予報でしたが、八尾に着く頃には晴れてきますように。

長距離になるのであらかじめ決めておいた場所、国道359線に入ったすぐのコンビニでしばらく休憩します。 気持ち的にはこのまま休憩しなくても大丈夫な感じでしたが、この先はコンビニがなくなってしまうので栄養補給プラスお昼ご飯も購入。 359号線は車がスピードを出すので気を付けながら、そしてホーライサンを過ぎしばらくで359号線から外れ丘の夢牧場へ。既にそれなりの標高だったこともあり、牧場までの道はそれほど登り坂はなく10時半に到着しました。 残念ながら立山連峰は厚い雲の中。 ただ牧場には牛がのんびりとお食事中、そしてミニ動物園があり可愛らしい山羊やウサギを間近で見ることができ癒されました。 展望台までは徒歩で登り、お昼ご飯を食べながら、驚くことに体力にはまだゆとりがあったので、ふと思いついて利賀から遠回りして帰るルートを思い付きました。 ルートの下調べをしていないのでかなり迷いましたが、1年で一番日の長い季節なので、時間もおそらく大丈夫そう。せっかく八尾まで来たので、自分がどこまで走れるかチャレンジしてみたい気持ちになりました。 そうと決まれば早々に出発することに。

丘の夢牧場から国道472号線に出た後は、そのまままっすぐ走れば利賀方面へ。八尾の街中のコンビニで食料補給、初めて八尾の街をゆっくり見ましたが、どこか東山と似た雰囲気の美しい町で昔ながらの風情が残されていました。 街中から外れそろそろお山に向かいそうなところで、道路わきの石垣にユキノシタの見ごとな群生を発見!もう最盛期は過ぎていましたが、これほどの群生には驚きました。 道がどんどん山深い場所を走るようになり、当然登り坂が増えてきます。山独特の心地よい空気に包まれながら快適に走りますがふとiPhoneで地図を確かめた時に、八尾から利賀までのルートのまだ半分ほどしか走っていないことに気付き少し急ぐことにします。 ほたるの里を過ぎ室牧ダムという水の色がとても綺麗なダムに出ました。ダムに着いた頃にはようやく空に青空が広がりはじめ、水に落ちた光がキラキラと輝いていました。 樹々の深い緑と水面のまた異なる深い緑が初夏らしくとても美しい色でした。このダムは大長谷川とのこと、以前白木峰に登った時のことを思い出しました。

道はますます山道で細くなりますが、思いがけず車が良く行き交います。皆さん利賀まで蕎麦を食べにドライブしているのでしょうか? 利賀の看板が出てようやく利賀に着いたと思い地図を見ると、残念ながらまだ利賀に入っていませんでした。そしてこの辺りから試練が始まります。 地図を見ても曲がりくねったカーブの連続の道、ようやく登り切って峠を越えたかなと思えばまた激しい急登が続きました。まるで先日走った犀鶴林道を今から登り始めるような雰囲気に..。 どうやら近くの1,000m急のお山、高峰を巻くルートのようです。そしてこの辺りから飲み物が尽き始めます。当然、自動販売機なんてあるわけがないルートなので、とにかくなるべく汗をかかないように残りのわずかな水分を節約しながら利賀へ向かいます。 そろそろ本格的に水分が欲しくなってきた頃、ようやく道は下りになった後、利賀の気持ちの良いなだらかなルートになりました。

とにかく自販機を求めて利賀の街中へ。オートキャンプ場で見つけたときにはホッとひと息、ようやく水分補給できました。 利賀では少し前に登った金剛堂山を眺めることができました。登山口はもうしばらく走れば着く距離です。 あのときは3月でまだ凍て付く季節に、南砺からここまでの長くて細い道を車を運転して来るだけでも大変でした。あの長い距離をまさかいずれは自転車で来られるようになるとは思いもしなかったので、少し興奮気味。 さすがに疲れが出てきているので自宅まで体力が持つかどうか少し不安ですが、この興奮が続いたままだとなんとかなるかもしれません。

記憶にあった綺麗なトンネル、新樽尾トンネルを通り抜け、建設中の利賀ダムを過ぎるとあとは庄川まで快適な下りがはじまります。 道の駅利賀でまた水分補給、売店の方と少し長話をし過ぎたあとは険しい峡谷を横目にスノーシェッドが連続する細い道を注意しながら下ります。 あっという間に庄川に到着。これまでは庄川までも長い距離を走ってきた感覚でしたが、これほど遠くまで行って来ると庄川に着いた時にはもう帰ってきたような気持ちになりますが、まだこの先も40kmほどあるので再び気合を入れ直します。 陽が傾きはじめた頃に国道304号線に出て二俣経由で27号線へ。最後のひと頑張りでいくつかの登り坂を越えて夜の8時過ぎ、ようやく自宅に到着。 到着が予定よりも1時間ほどオーバーになってしまいましたが、無事に周ってくることができた達成感に満たされます。 その後ルートラボで見てみると、驚くことに獲得標高が2,250m。今までの自転車人生で走ってきたルートの中では比べものにならないほどの難関ルートになり、そして大きな自信になりました。

● 写真(20) ●
  • 丘の夢牧場に着きました。残念ながら立山連峰は厚い雲の中。
  • 丘の夢牧場に着きました。残念ながら立山連峰は厚い雲の中。
  • ミニ動物園がありました。まずは可愛いウサギたち。
  • ミニ動物園がありました。まずは可愛いウサギたち。
  • この山羊はまだ幼いのかとても人懐っこい。
  • この山羊はまだ幼いのかとても人懐っこい。
  • いろいろな表情を見ることができました。
  • いろいろな表情を見ることができました。
  • 丘の夢牧場まで来た記念に一枚。
  • 丘の夢牧場まで来た記念に一枚。
  • 牛たちのお食事が終わり歩きだしたので見に行きました。
  • 牛たちのお食事が終わり歩きだしたので見に行きました。
  • 八尾の街中を過ぎ、道路わきの石垣にユキノシタの見ごとな群生を発見!
  • 八尾の街中を過ぎ、道路わきの石垣にユキノシタの見ごとな群生を発見!
  • もう最盛期は過ぎていましたが、これほどの群生には驚きました。
  • もう最盛期は過ぎていましたが、これほどの群生には驚きました。
  • 室牧ダムという水の色がとても綺麗なダムに出ました。
  • 室牧ダムという水の色がとても綺麗なダムに出ました。
  • ダムに着いた頃にはようやく空に青空が広がりはじめ、水に落ちた光がキラキラと輝いていました。
  • ダムに着いた頃にはようやく空に青空が広がりはじめ、水に落ちた光がキラキラと輝いていました。
  • ダムの中に見つけた印象的な島。最近雨が降っていないので今しか見ることのできない風景でしょうか?
  • ダムの中に見つけた印象的な島。最近雨が降っていないので今しか見ることのできない風景でしょうか?
  • ダムの奥は深い峡谷。この先が気になります。
  • ダムの奥は深い峡谷。この先が気になります。
  • この標識を見てようやく利賀入り!と思いましたがまだでした。
  • この標識を見てようやく利賀に入り!と思いましたがまだでした。
  • ようやく利賀に着きました。キャンプ場前からの金剛堂山。
  • ようやく利賀に着きました。キャンプ場前からの金剛堂山。
  • 以前、金剛堂山に登った時に記憶にあった綺麗なトンネル、新樽尾トンネルを通り抜けます。
  • 以前、金剛堂山に登った時に記憶にあった綺麗なトンネル、新樽尾トンネルを通り抜けます。
  • 道の駅利賀のストーンヘンジ。
  • 道の駅利賀のストーンヘンジ。
  • 国道沿いの脇谷のトチノキ。国の天然記念物に指定されていました。樹齢1,000年近い樹とのこと。
  • 国道沿いの脇谷のトチノキ。国の天然記念物に指定されていました。樹齢1,000年近い樹とのこと。
  • 庄川に戻る道は下り坂でとても快適ですが、険しい峡谷を横目にスノーシェッドが連続する細い道。
  • 庄川に戻る道は下り坂でとても快適ですが、険しい峡谷を横目にスノーシェッドが連続する細い道。
  • でも車では止まることのできない場所で景色を眺めることができます。
  • でも車では止まることのできない場所で景色を眺めることができます。
  • お尻がむずむずするほどの高い場所。怖いのでほどほどにしました。
  • お尻がむずむずするほどの高い場所。怖いのでほどほどにしました。